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【ローカル局だより】看板娘はこけし女子 好きが高じて番組も制作 NHK水戸放送局・高橋温美キャスター

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【ローカル局だより】
看板娘はこけし女子 好きが高じて番組も制作 NHK水戸放送局・高橋温美キャスター

お気に入りのこけしを手に笑顔をみせる高橋温美さん=水戸市大町(桐原正道撮影)

 「こけしのおかげで、人生そのものが豊かになったと思うんです」

 NHK水戸放送局のキャスター、高橋温美(あつみ)さん(33)は、お気に入りのこけしを両手に、少し照れくさそうに、はにかみながらそう語った。NHKの局内でも有名な、こけし大好き「こけしキャスター」だ。好きが高じて、「ワタシがこけしに恋した訳」という番組を制作してしまったほど。彼女が「恋した訳」を探ってみた。

出会いは震災後の即売イベント

 こけしとの出会いは、NHK青森放送局に勤務していた平成24年の夏、「津軽こけし館」(青森県黒石市)から行われた中継番組だった。震災から1年半、こけしを産出している東北地方は観光客の足が遠のいたままで、こけしの売り上げも減少していた。

 そこで、津軽こけし館でこけしの展示即売イベントが企画された。そのイベントを中継で紹介することになり、キャスターとして出演することになった。

 「こけしって、売れるのかなぁ。なんか見た目とか怖いし」

 番組の概要を決めた際は、ネガティブなイメージが大きかった。しかし、現地に行って気持ちは一変した。目の当たりにしたのは、所狭しと置かれていた、東北6県のさまざまな色や形のこけし約5千体。

 「見たこともないかわいいこけしがいっぱい。私も絶対に欲しい!」

 一目惚(ぼ)れだった。

 後日、お忍びでこけしを買いに訪れるも、お目当ての品は既に売り切れ。聞くところによると、今、若い女性の間でこけしがブームで、一目惚れの相手は「初日に速攻で売り切れたよ」と販売員。

 「ミーハーで凝り性」な性格がくすぐられた。

 すぐに書籍やインターネットサイトでこけしについて猛勉強。お目当てのこけしの工人(こうじん=職人)は、山形県鶴岡市のあつみ温泉にいることを突き止め、手紙を書いた。

 「拝啓、私はこけしが好きな青森県在住の者でして、あなたのこけしがぜひ欲しいです…」

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