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【日本スプリントの挑戦(27)】世界リレー「銅」の真実(上) 4継でメダルを勝ち取るために

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【日本スプリントの挑戦(27)】
世界リレー「銅」の真実(上) 4継でメダルを勝ち取るために

今年5月の世界リレー男子400メートルリレーで銅メダルを獲得し、喜ぶ(左から)大瀬戸、藤光、桐生、谷口の日本チーム=ナッソー(ロイター)

 遠く北大西洋の島国で開催されたリレーの祭典で、日本はいかに「ワンチャンス」をものにしたのか-。

■4継は派遣せず!? 揺れた選考

 世界リレー代表選考会を兼ねた4月18、19日の織田記念国際(広島)の後、谷口のもとに日本陸連から連絡が入った。世界リレー1600m(マイル)リレーの代表入りの打診だった。

 「最初は断ったんですよ。静岡でタイムを狙いたかったんで」。谷口は“本職”でないマイルに出場するのなら、5月3日の静岡国際(静岡)200mで世界選手権(8月、北京)の参加標準記録に挑戦したいと考えていた。

 複数の関係者によると、日本陸連の選考会議では、この時点で男子の派遣はマイルだけにして、4継は見送るという意見が検討されていた。走れる選手が少なかったからだ。

 それが一転、直後に4継の代表入りの連絡が届く。

 「正直、僕でいいのかなと思ったけど、これはアピールする場だと。すぐに『出ます』と返事しました」

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