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【日本の議論】「公共性欠如のNHKはいらない」 民放だけが映る“アンテナ”が人気

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【日本の議論】
「公共性欠如のNHKはいらない」 民放だけが映る“アンテナ”が人気

(上)NHKだけ映らないアンテナフィルター「イラネッチケー」をテレビに取り付ける筑波大の掛谷英紀准教授=茨城県つくば市の筑波大 (下)左が関東地域で使用できる地上波用、右が衛星用のイラネッチケー (上)NHKだけ映らないアンテナフィルター「イラネッチケー」をテレビに取り付ける筑波大の掛谷英紀准教授=茨城県つくば市の筑波大 (下)左が関東地域で使用できる地上波用、右が衛星用のイラネッチケー

慰安婦問題がきっかけ

 掛谷准教授がNHKの公共性に疑問を抱いたのは、ユーチューブにアップされた国会中継映像をめぐるNHKの対応がきっかけだ。25年3月8日、いわゆる従軍慰安婦問題について、辻元清美議員(民主)と中山成彬前議員(当時は日本維新の会)が逆の立場から国会で質問。いずれもユーチューブにアップされたが、NHKの要請で真っ先に削除されたのが中山前議員の映像だった。

 従軍慰安婦をめぐる正反対の意見の一方のみが削除されたとして、この問題は当時、ネット上で大きな話題になった。国会でも亀井亜紀子前議員(当時はみどりの風)が問題視し、同月20日の参議院総務委員会で質問、これに対し、NHKの石田研一理事(当時)は辻元議員の動画もその後削除したと答弁した。

 「公共放送として公平・中立が求められるNHKの立場を考えれば、削除に時間差が生じた理由を丁寧に説明するのが筋ではないか。この件で、NHKの中立意識の欠如が浮き彫りになった」と掛谷准教授。

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