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【日本の議論】「公共性欠如のNHKはいらない」 民放だけが映る“アンテナ”が人気

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【日本の議論】
「公共性欠如のNHKはいらない」 民放だけが映る“アンテナ”が人気

(上)NHKだけ映らないアンテナフィルター「イラネッチケー」をテレビに取り付ける筑波大の掛谷英紀准教授=茨城県つくば市の筑波大 (下)左が関東地域で使用できる地上波用、右が衛星用のイラネッチケー (上)NHKだけ映らないアンテナフィルター「イラネッチケー」をテレビに取り付ける筑波大の掛谷英紀准教授=茨城県つくば市の筑波大 (下)左が関東地域で使用できる地上波用、右が衛星用のイラネッチケー

 筑波大の視覚メディア研究室が、NHKだけ受信しない装置を開発、昨年7月からネット通販で販売したところ、全国から問い合わせが殺到している。設置でNHKが見られなくなったテレビは受信料を支払わなくてもいい可能性があるためだ。実際に支払わなくていいかは今後の司法判断を待つ必要があるが、同研究室は「NHKのあり方を議論するきっかけにしたい」と意気込んでいる。(平沢裕子)

周波数帯を阻害する

 この装置は、NHK放送の周波数帯のみを阻害する回路を加えたアンテナフィルターで、商品名は「iranehk(イラネッチケー)」。NHKはいらない-をもじっている。直径21ミリ、長さ75ミリの筒状で、テレビ背面にあるアンテナ入力端子などに取り付けて使う。周波数帯域は地域によって異なるため、現在は関東地域の地上波とBS波に対応したものだけだが、これまでに合わせて約250個が売れた。全国から「ほしい」との声が寄せられており、今月末から大阪版と中京版の販売も開始する予定で、価格はいずれも約5000円。

 装置は筑波大の研究室に所属する学生が平成25年度の卒業研究として開発。技術的に難しいものではなく、電子工学系の大学生なら作成可能なレベルという。販売はこの学生が立ち上げたベンチャー企業が行っている。掛谷英紀准教授は「近年、NHKの公共性を疑わせる事案が多数発覚している。装置の開発は、テレビを所有しながらNHKと受信契約しない自由を国民に提供するのが主な目的だ」と説明する。

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