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【本紙前ソウル支局長公判】証人「刑事訴追される記事とは思わない」「国家権力がメディアに処罰を望むべきでない」…第8回公判の詳報(下)

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【本紙前ソウル支局長公判】
証人「刑事訴追される記事とは思わない」「国家権力がメディアに処罰を望むべきでない」…第8回公判の詳報(下)

裁判後、記者団の質問に応じる弁護側証人の西日本新聞の植田祐一ソウル支局長=7月27日午後、韓国・ソウル中央地裁(三尾郁恵撮影)

 韓国の朴槿恵大統領をめぐるコラムで在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(49)の第8回公判では、弁護側証人として西日本新聞の植田祐一ソウル支局長(47)が出廷し、弁護側による主尋問後、検察側による反対尋問が行われた。その後、弁護側、検察側それぞれによる追加尋問があった。検察側の尋問の中で、李東根(イ・ドングン)裁判長自ら「産経は嫌韓の論調を示しているといわれている」と指摘しながら、コラムの適切性などを問うと、植田氏は「刑事訴追される記事とは思わない」ときっぱり証言した。(ソウル支局)

 弁護人「証人は、プライバシーに関する報道を事実関係の確認なしに報道したことはないと回答しました。ただしいですか」

 証人「はい」

 弁護人「その理由は、プライバシーに関する報道は事実関係の確認ができないから記事として作成できなかったのですか」

 証人「あまり今までプライバシーに関わることを記事にするケースがなかったので、思いつきません」

 弁護人「それは証人が特定人物のプライバシーに関わる記事を書くことにあまり興味がないということですか」

 証人「はい、そうです」

 弁護人「証人は、セウォル号沈没事故当日の大統領の動きについての報道をしたことがあるのかという質問にないと答えましたね」

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