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【ビジネス解読】超遅いのに風が吹くと浮き上がらない韓国版「リニア」またも延期の“七転八倒”

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【ビジネス解読】
超遅いのに風が吹くと浮き上がらない韓国版「リニア」またも延期の“七転八倒”

営業運転開始がまたもや延期された韓国版リニモ「仁川空港マグレブ」(youtubeより)

 仁川市の劉正福市長は5月、韓国版リニモに試乗した際、「乗客の安全を最優先の価値にして開通準備を徹底してほしい」と要請。韓国機械研究院などで組織する都市型磁気浮上列車実用化事業団は、残る問題は「営業運転の中で解決できる」と主張したとされるが、安全を優先した形だ。

本家・日本は遅延「ゼロ」

 韓国がライバル視するのは、2005年の「愛・地球博」にあわせて営業運転を開始した愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)だ。韓国版リニモと同様、レールから8ミリ浮上し、最高速度100キロで走行する都市型低速リニアだ。韓国機械研究院がまとめた都市型磁気浮上列車実用化事業報告書には、「競合モデルである日本のリニモ以上の性能を追求する」と明記されている。

 だが、実際の技術では彼我の差がある。愛知高速交通によると、2014年度も重大事故やトラブルはなく、ダイヤが30分以上乱れるような輸送障害も生じていない。

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