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【経済インサイド】総務省異例の2年連続「61歳次官誕生」の舞台裏 端緒は民主党政権時代の更迭人事

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【経済インサイド】
総務省異例の2年連続「61歳次官誕生」の舞台裏 端緒は民主党政権時代の更迭人事

 平成13年の省庁再編によって誕生した総務省で、情報通信行政一筋の桜井俊(61)が7月31日付で事務次官に就任した。早くから「将来の事務次官候補」と目され、人気アイドルグループ「嵐」の櫻井翔さんの父親としても知られる桜井は、旧郵政省(現総務省)入省は昭和52年。前職の大石利雄(62、旧自治省)に続き、2年連続の61歳事務次官となる。官邸主導の省庁人事が定着する中、政治家による人事介入がときとして、年次秩序を大きく狂わせることがある。一見、順当な総務省の次官人事の流れをさかのぼると、官邸と官僚の壮絶な駆け引きが見えてくる。

霞が関で“最年長組”に

 中央省庁の今夏の人事では、54年入省の田中一穂財務事務次官(59)、徳山日出男国交事務次官(58)、56年入省の菅原郁郎経産事務次官(58)が誕生。幹部の若返りが進む中、人事が先送りされた外務省とともに総務省は霞が関の主要官庁で最も“年長組”となった。

 自治、郵政、総務の3省庁が統合して平成13年に発足した総務省は、大石、前任の岡崎浩巳(62、同)、2年前の小笠原倫明(61、旧郵政省)と51年組が3人続いたが、桜井も群馬県立前橋高校で岡崎と同級。実質的な4人同学年という異例の停滞人事だ。

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