産経ニュース

【経済インサイド】万年筆に「自分の色」のインクを セーラーは工房開設 インクブレンダーが好みの色を配合

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【経済インサイド】
万年筆に「自分の色」のインクを セーラーは工房開設 インクブレンダーが好みの色を配合

インク工房でインクを混ぜながら、お客の好きな色を創り上げるセーラー万年筆のインクブレンダー石丸治氏(左から2人目)=東京都千代田区

 緑やオレンジ、イエローといったカラーインクを求める万年筆ファンが増え、ブームの兆しを見せている。万年筆で書く楽しさを知ると、次にはまるのが色だ。黒や青が定番だが、いろいろな色を楽しみたいという声に応える格好で、メーカーや文房具店などが色とりどりのインクを売り出している。

 パイロットコーポレーションが24色のシリーズを用意すると、セーラー万年筆は「自分だけの色」を作ってくれる工房を開く。個性を表現できるカラーインクの売り上げは急増、平成26年は24年比で約2、3倍に膨らんだ。

 「この青を作ってほしい」。東京駅前の大型書店「丸善」でセーラーが開いた「インク工房」に、若い夫婦が訪れ、女性が写真を見せてこう注文した。

 ちょうネクタイをした工房の主、同社文具事業部企画部のインクブレンダー、石丸治氏はカウンターに並ぶ12色のインクと希薄液から数色を選び、スポイトでインクを少しずつパレットに落として混ぜた。女性が試し書きをしながら「もう少し明るく」と求めると、さらに数滴を加えた。

このニュースの写真

  • 万年筆に「自分の色」のインクを セーラーは工房開設 インクブレンダーが好みの色を配合
  • 万年筆に「自分の色」のインクを セーラーは工房開設 インクブレンダーが好みの色を配合
  • 万年筆に「自分の色」のインクを セーラーは工房開設 インクブレンダーが好みの色を配合

「ニュース」のランキング