産経ニュース

【酒井充の野党ウオッチ】3年3カ月で計24回! 民主党は強行採決を連発した〝黒い過去〟をお忘れなのか?

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【酒井充の野党ウオッチ】
3年3カ月で計24回! 民主党は強行採決を連発した〝黒い過去〟をお忘れなのか?

 強行採決には、いくつかのパターンがある。政府・与党の対応に反発した野党が委員会を欠席する中で与党の賛成多数で“静かに”採決する場合や、野党が出席する中で与党が質疑を打ち切り、怒号が飛び交う中で採決する場合もある。

 民主党政権では両方あわせて24回で、このうち騒乱の中での採決は9回あった。約2年8カ月の第2、3次安倍政権の11回(うち騒乱の中での採決は5回)と比べると、格段に多い。

 21年9月に発足した鳩山由紀夫政権は最初の臨時国会で、いきなり強行採決を連発した。11月19日の衆院財務金融委員会では、自民、公明両党が欠席する中で、中小企業円滑化法案を採決した。これは鳩山政権で初めて衆院委員会で可決した法案で、いきなり冒頭から強引な国会運営を展開したわけだ。

 翌11月20日には衆院の3委員会でも強行採決を行い、11月27日には参院で再び中小企業円滑化法案を強行採決した。当時の民主党幹事長は小沢一郎氏だった。“豪腕”とは、こういう手法を意味するようだ。

 さすがに強行採決の連発はまずいと思ったのか、鳩山政権はしばらく封印した。ところが22年3月になると、一層強行な態度に出た。3月12日の衆院厚生労働委員会で、マニフェスト(政権公約)の目玉だった子ども手当法案を強行採決した。所管する当時の厚労相は、安保関連法案の採決を「強行採決」と猛烈に批判する長妻昭代表代行だった。自民党が質疑している中で、民主党の藤村修委員長(後の官房長官)が一方的に打ち切り、怒号の中で採決が行われた。

続きを読む

このニュースの写真

  • 3年3カ月で計24回! 民主党は強行採決を連発した〝黒い過去〟をお忘れなのか?
  • 3年3カ月で計24回! 民主党は強行採決を連発した〝黒い過去〟をお忘れなのか?
  • 3年3カ月で計24回! 民主党は強行採決を連発した〝黒い過去〟をお忘れなのか?

「ニュース」のランキング