産経ニュース

【産経女子特区】ムスリム女性(下)独創的ファッション…ハリウッドセレブ顔負けの王妃も

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【産経女子特区】
ムスリム女性(下)独創的ファッション…ハリウッドセレブ顔負けの王妃も

ヨルダンの独立記念日の式典に出席するため到着したラニア王妃=5月25日、アンマン(ロイター)

 ムスリム女性といえばヒジャブ、ブルカなどのベール姿を思い浮かべることが多いが、ヨルダンのラニア王妃は顔を隠さず自ら投稿サイト「ユーチューブ」にチャンネルを開設、フェイスブックやツイッターも駆使して、流暢(りゅうちょう)な英語で情報を発信する。ハリウッドセレブ顔負けの美貌でも知られる。

 辻上奈美江・東京大学中東地域研究センター特任准教授に、「ムスリム女性」について聞いてみた。

 「イスラムは性差別的といわれることが多い。西欧では、ムスリム女性のベール着用は男性支配の象徴と批判されたこともある。だがベール着用の動機や目的を詳しく見ると、一概に性差別とはいえない。

 女性のベール着用の目的は、時代や社会的・経済的文脈によって変化してきた。1960年代にはアラブ諸国でミニスカートをはいて街を闊歩(かっぽ)する女性も見られたが、70年代以降、イスラムを政治、社会、文化の前面に押し出すイスラム復興が始まると、ベール着用が信仰心と結びつけられるようになった。

 エジプトでは、働きに出る女性がベールを着用することで、痴漢行為から身を守ることができた。ベールは女性の外出を可能にしたのだ。イラクやパレスチナなどの紛争地域では安全確保や経済的困窮を隠す効果がある。一方で、経済発展を遂げる地域ではベールはファッションの一部ともなっている。

 ベールの着用方法も、真っ黒な布で全身を覆うものから、カラフルなスカーフをゆるやかにかぶるものまである。

 ムスリム人口はまもなく20億人に達する。信仰の在り方や価値観も多様だ。イスラムだからこうだ、という固定観念でみることは難しい」

このニュースの写真

  • ムスリム女性(下)独創的ファッション…ハリウッドセレブ顔負けの王妃も
  • ムスリム女性(下)独創的ファッション…ハリウッドセレブ顔負けの王妃も
  • ムスリム女性(下)独創的ファッション…ハリウッドセレブ顔負けの王妃も
  • ムスリム女性(下)独創的ファッション…ハリウッドセレブ顔負けの王妃も
  • ムスリム女性(下)独創的ファッション…ハリウッドセレブ顔負けの王妃も
  • ムスリム女性(下)独創的ファッション…ハリウッドセレブ顔負けの王妃も
  • ムスリム女性(下)独創的ファッション…ハリウッドセレブ顔負けの王妃も
  • ムスリム女性(下)独創的ファッション…ハリウッドセレブ顔負けの王妃も
  • ムスリム女性(下)独創的ファッション…ハリウッドセレブ顔負けの王妃も

「ニュース」のランキング