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【内藤慎二の野党ウオッチ】「民主党は55年体制の亡霊」「あいつら嫌いやねん!」 維新・大阪系の野武士的言動はとどまるところを知らず…

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【内藤慎二の野党ウオッチ】
「民主党は55年体制の亡霊」「あいつら嫌いやねん!」 維新・大阪系の野武士的言動はとどまるところを知らず…

衆院厚労委員会で答弁する安倍晋三首相(左奥)に席を立ったままヤジを飛ばす民主党の議員ら(右奥)を維新の党は「55年体制の亡霊」と痛烈に批判した=6月12日、衆院第16委員室(斎藤良雄撮影) 衆院厚労委員会で答弁する安倍晋三首相(左奥)に席を立ったままヤジを飛ばす民主党の議員ら(右奥)を維新の党は「55年体制の亡霊」と痛烈に批判した=6月12日、衆院第16委員室(斎藤良雄撮影)

 大阪系には「大阪都構想」に反対した民主党への恨みがある。「あいつら、嫌いやねん」と、嫌悪感を隠さない幹部もいる。ただ、党内では民主党出身者を中心に大阪系の言動に批判の声も上がり始めた。

 6月11日の代議士会。元民主党の初鹿明博衆院議員は多くの報道陣を前に発言を求め、「維新が派遣法の成立をアシストしているようにしか見えない。賛成に加担をしたとしか思われない」と強調。太田和美氏も「初鹿氏の言う通りだ」と側面支援した。

 安保法制の対案をめぐっては、鳩山由紀夫内閣で官房副長官を務めた松野頼久代表が最後まで国会提出に慎重だった。対案を出せば政府・与党との修正協議への道を開き、採決にも応じざるを得なくなり、安保関連法案の審議に慎重な国民から糾弾される…。そんな懸念があったからだ。

 ただ、こうした旧来の野党的発想は「地方から永田町を変える」を掲げてきた大阪系の心には響かない。国会の慣例に縛られない大阪系を見つめる非大阪系の姿は、素性怪しい野武士の振る舞いに戸惑う都の公家のようにも見える。

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