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【経済インサイド】「ソウルでSuicaを…」経済不振の韓国が期待する「日韓ICカード」相互利用へ 冷え切った両国関係では実現性低し!?

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【経済インサイド】
「ソウルでSuicaを…」経済不振の韓国が期待する「日韓ICカード」相互利用へ 冷え切った両国関係では実現性低し!?

日本のスイカ(下)と韓国のTマネーカード(寺河内美奈撮影)

 国内では2013年3月から、全国10種類の交通系ICカードの相互利用サービスが始まっている。JR東日本のスイカ、国内の私鉄で使える「PASMO(パスモ)」、JR西日本の「ICOCA(イコカ)などが相互利用できるようになっている。そのため1枚カードがあれば、ICカード対応の自動改札を活用する駅であれば、日本全国利用できる。

 一方、韓国でも2004年7月のソウル市の新交通カードシステムとしてサービスが開始されたT-マネーが、14年6月に韓国全土で使えるようになった。このため、スイカもT-マネーが連携できるようになれば、日本も韓国もほぼ1枚のカードで、切符を購入せずに、交通機関を利用できることになる。

 スイカもT-マネーも交通カードだけでなく、対応端末のあるコンビニエンスストアなどでは、電子マネーとしても使えるなど機能面では共通した点が多いのも特徴で、さまざまなサービスを追加していくこともできる。

技術的なハードルは低いが…

 技術的な面から見ても、スイカもT-マネーも、「NFC」と呼ばれる規格にともに対応。非接触ICカードのインターフェースの規格としてISO(国際標準化機構)で規定された国際標準の無線通信技術で、数センチの短い通信距離でカードや携帯電話などのNFC搭載機器を「かざす」ことで、さまざまなサービスが受けられる。

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