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【矢板明夫の目】親中派の称号「中国人民の老朋友」 自民・二階俊博総務会長ら日本は各国最多の111人 3人の「例外」首相はだれ?

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【矢板明夫の目】
親中派の称号「中国人民の老朋友」 自民・二階俊博総務会長ら日本は各国最多の111人 3人の「例外」首相はだれ?

日中観光交流イベントで、中国の習近平国家主席(右)と握手する自民党の二階俊博総務会長=中国・北京の人民大会堂=2015年5月(代表撮影) 日中観光交流イベントで、中国の習近平国家主席(右)と握手する自民党の二階俊博総務会長=中国・北京の人民大会堂=2015年5月(代表撮影)

 さて、意外なことに日本は「中国人民の老朋友」を最も多く持つ国である。合計111人で断トツの1位。2位の米国は55人、3位の英国は24人と続く。代表的な日本人老朋友は、経済界では岡崎嘉平太・元全日空社長、芸術界では画家の平山郁夫氏、宗教界では池田大作氏らのほか、農村発展の経験を中国に伝授した元大分県知事の平松守彦氏や、中国の砂漠で緑化活動を長年続けた農学者の遠山正瑛氏も含まれている。名簿をみれば、日本が中国の近代化に大きな貢献をしたことがうかがえる。

 中曽根康弘氏以降の歴代首相は、ほとんど老朋友に選ばれているが、3人だけが例外となっている。在任中、靖国神社を6年連続して参拝した小泉純一郎氏、尖閣諸島の国有化を決めた野田佳彦氏、それに現在、中国の圧力に屈せず、尖閣問題などで中国と対峙(たいじ)している安倍晋三首相だ。

 日中関係の対立はこれからもしばらく続きそうだ。日本の世論を二分させるのは中国の常套(じょうとう)手段ともいえるので、さまざまな手を使って日本国内で中国の味方を増やそうと力を入れる可能性が大きい。今後、人民日報でどの日本人が老朋友と呼ばれるのか、チェックする必要があるかもしれない。

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