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【プロが指南 就活の極意】教授も巻き込む企業の「オワハラ」の実態

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【プロが指南 就活の極意】
教授も巻き込む企業の「オワハラ」の実態

関西大の東京センターで職員から就職活動のアドバイスを受ける学生(右)=3月下旬、東京都千代田区 関西大の東京センターで職員から就職活動のアドバイスを受ける学生(右)=3月下旬、東京都千代田区

 6月中旬となり、すでに内々定をもらっている学生も多くいるはずです。7月までに内々定を出す企業が65%というアンケート結果があるように、当初いわれていた選考時期を厳密に守る企業が少ないように感じられます。選考時期を厳守すると公言している大手企業も水面下では、学生に接触しており、後は意思確認をするだけという企業も相当数あるように感じます。本日は、すでに内々定をもらった学生から受けた「企業からの拘束」についての相談を紹介します。

 理系は就職に有利といわれていましたが、今年は特に理系学生の選考が早く進んだと感じています。人事の方と話をすると「理系の学生はどこに行ったら会えるのか」と尋ねられることが多いです。それほど理系学生は企業からの引き合いが強いということです。さらに好調な業界である建設やIT(情報技術)系の学部の学生は、プレエントリーをしただけで、企業が接触してくる状況にありました。このように理系は就職に有利でうらやましいと感じられる文系の学生は多くいると思います。しかし、彼らにも切実な悩みがあるのです。

 それは、内々定をもらってからの企業からのプレッシャーです。企業もせっかく手に入れた優秀な理系人材に対して、オワハラ(就活終われ活動)をしては逃げられてしまいます。そこで企業が考えたのが、学生だけでなく「その周囲の人」を巻き込んだ拘束です。

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