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【安保法制】武村正義氏の反対声明「安保政策の進め方に一貫性なく荒々しい」

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【安保法制】
武村正義氏の反対声明「安保政策の進め方に一貫性なく荒々しい」

会見に臨む武村正義氏=12日午後、東京都千代田区の日本記者クラブ(川口良介撮影)

国論を二分したままで強行採決はするべきではない

1 安倍さんは70年続けてきた日本の平和主義をがらりと変えようとしている。海外で武力を行使しない国が行使できる国へ。日本が外国で戦争にまき込まれる可能性が格段に高くなる。

2 国防の大黒柱としてきた「専守防衛」の基本姿勢が崩れていく。日本は、「専守防衛」を貫くことで世界の多くの国々から高い信頼を勝ち得てきた。また「専守防衛」こそが、日本の最大の抑止力でもあった。

3 歴代内閣は憲法上「集団的自衛権は行使できない」という考え方を貫いてきた。一定の条件をつけながらこれを認めようとする政府の新三要件はきわめて表現があいまいであり、わかりにくい。時の政権によって都合のよい解釈が行われる可能性も高い。

4 米国などに戦争協力するいわゆる後方支援は、きわめて高いリスクに直面することになる。戦っている米軍等に弾薬や戦闘機の油などを運ぶことはまさに兵站活動であり、相手国からみれば当然格好の攻撃対象となる。

5 今回の安保政策の進め方は、一貫性がなく、荒々しい。

 総選挙の頃は、憲法改正を前提にしていたのではないか。選挙のあと憲法96条の改正を考え、断念した。最後に出てきたのが閣議決定による解釈改憲の道であった。

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