産経ニュース

【経済インサイド】生ビール310円、メンマ1皿110円…日高屋の「ちょい飲みメニュー」が絶好調!ワタミなど居酒屋チェーンは戦々恐々

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【経済インサイド】
生ビール310円、メンマ1皿110円…日高屋の「ちょい飲みメニュー」が絶好調!ワタミなど居酒屋チェーンは戦々恐々

サラリーマンの「ちょい飲み」需要をうまく吸い上げて快進撃を続ける日高屋=東京都新宿区

大手居酒屋、総崩れ状態

 郊外型ファミリーレストランを展開する飲食大手チェーンの首脳は日高屋の強みについて「人通りの多い首都圏の駅前立地で、昼はラーメンや定食、夜は酒需要と、終日を平均し来客が取れるところ」と言わしめる。いわゆる二毛作だ。日高屋は2月末に関東の直営店で360店舗を展開し、今後は首都圏で600店舗の出店を目指している。一方、ワタミは顧客離れによって27年3月期に100店閉鎖したの続き、28年3月期も85店を追加的に閉鎖するなど、明暗はクッキリと浮き彫りとなってきている。ワタミの清水邦晃社長は5月の決算会見で「『和民』の業態にこだわりすぎていたが、客のニーズはものすごい速さで変わっており、新たな業態開発が課題だ」と厳しい表情を浮かべた。足元では、吉野家やリンガーハット、ファミリーレストランも夜時間帯の酒の提供を強化するなど日高屋以外のライバルも着実に居酒屋需要の取り込みを狙い始めている。手をこまねいていれば、大手居酒屋チェーンはますます他業態の“草刈り場”となりかねず、巻き返しに向け、戦略の抜本的な転換が求められることになりそうだ。

「ニュース」のランキング