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【阿比留瑠比の極言御免】緒方竹虎氏の押し付け憲法論

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【阿比留瑠比の極言御免】
緒方竹虎氏の押し付け憲法論

 「同じ憲法を起草するに致しましても、これを自主的に検討致し、もう一ぺん憲法を書き直す必要があるというのがわれわれの決意であります」

 緒方氏はまた、連合国軍総司令部(GHQ)が昭和21年2月、米国製憲法草案を幣原喜重郎内閣に突きつけた当時、憲法担当相だった松本烝治氏の次の憤りの言葉を引いている。

 「自分はそれ以来、日本の憲法は見る気がしない。どういう憲法が結局において起草されたかということについて知らないのだ」

 その上で緒方氏は、母校の後輩たちにこう熱く呼びかけている。

 「日本の国家興亡の基本をなしておりまするこの憲法が、そういう沿革を経たということが国民の間に浸潤しておりましては、国民の独立の気迫というものは私は湧いてこないと思う」

 「どうか修猷館を卒業される皆様こそ、日本独立気迫の中心をもって任じ、将来、日本を立派な国に仕立て上げ、日本の3千年の歴史にこういう時代もあったが、九州の一角における修猷館の人たちによって、日本再建の推進が行われたということを、将来の歴史に残していただきたい」

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