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【北朝鮮拉致】「誰も帰ってきません」講演からビデオメッセージに切り替えざるを得なくなった「めぐみさん両親」の苦渋

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【北朝鮮拉致】
「誰も帰ってきません」講演からビデオメッセージに切り替えざるを得なくなった「めぐみさん両親」の苦渋

講演向けのメッセージを収録する拉致被害者、横田めぐみさんの父、滋さんと母、早紀江さん=5月13日、川崎市内

 最後に「一刻も早く帰ってこられるよう、皆様方が応援をしてくださることが日本に連れて帰ることの一番の力となりますので、皆さんもぜひ関心を持って、いろいろな理由で拘束されている人が帰ってこられるよう政府なんかにもお願いしていただければ幸いだと思っております。どうぞよろしくお願いします」と世論の協力を呼びかけた。

「新潟」と聞くだけでよみがえる記憶

 早紀江さんはメッセージで、めぐみさんが拉致されたころの悲しい経験を紹介。「海の音が悲しくて、桜が咲くと悲しくて、雪が降るともっと悲しくて…」と話し、今も「新潟」と聞くだけで、当時のつらい思いがよみがえってくると心境を明かした。

 さらに、その後めぐみさんが北朝鮮にいるという情報が寄せられたときの思いや平成14年10月に被害者5人が帰国したときの様子を振り返り、「あんなに元気でいた子供たちがまったく違った国の中で監視をされながら、毎日毎日『早く帰りたい』と、『誰か助けに来て』『早く来てください』と毎日祈りながらいると思いますが、まだ帰国なさった家族の方以外はまったく見えません」とめぐみさんら被害者を思いやった。

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