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【ビジネス解読】トイレは故障、郵便受けでチェックイン、韓国あまりに酷い“ホテル”事情 中国人観光客でさえ「二度と来ない」

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【ビジネス解読】
トイレは故障、郵便受けでチェックイン、韓国あまりに酷い“ホテル”事情 中国人観光客でさえ「二度と来ない」

ソウル市内には宿泊施設が続々と開業しているが、トラブルも増加している。

 それによると、今年2月に中国の旧正月「春節」を利用して妻とソウルを訪れた中国人男性は、市内中心部のレジデンスに宿泊した。早速、トイレの便器が故障していたが、誰も修理に来なかったため、階下の商業部エリア内のトイレまで駆け込むはめになった。

 中国人が泊まった部屋は、個人がウエブサイトを介して自宅を貸し出した、いわゆる「無許可ゲストハウス」だったという。別の“宿泊施設”では、フロントのようなものがなく、部屋の鍵の受け取りは郵便受けになっている実態もあるという。

 韓国では、観光客向け宿泊施設の拡充を目指して12年に関連法が施行された後、“宿泊施設”が急増。例えば、ソウルのショッピングエリアの明洞や東大門では、ここ3年間で約20のホテルがオープンした。ところが、その多くはオフィスにもホテルにもなる「オフィステル」や、ショッピングモールだったビルの用途を変更して“宿泊施設”にしたものだった。また、自宅を改装したものや、オフィスビルだったのを改装した施設もある。こうした施設の中には、先ほどのゲストハウスのように無許可で違法に営業しているものも混在しているようだ。旅行会社を通じて団体客を受け入れたり、大手ホテル予約サイトを使ったりしていることから、観光客は申し込む際に違法な施設であることを知らないことも少なくないようだ。

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