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【日本の議論】「強制徴用の記念碑造ったら?」世界遺産議長国ドイツ“仲裁案”の不安…また反発・韓国の猛攻、絶対に負けられぬ日本の「外交戦」

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【日本の議論】
「強制徴用の記念碑造ったら?」世界遺産議長国ドイツ“仲裁案”の不安…また反発・韓国の猛攻、絶対に負けられぬ日本の「外交戦」

イコモスが世界文化遺産へ登録するよう勧告した「明治日本の産業革命遺産」の一端島炭坑。その島影から「軍艦島」の愛称で知られる=長崎市(世界遺産登録推進協議会提供)

 外務省関係者によると、日本で「言いつけ外交」とも形容される韓国政府の反日アピールにも一定の効果が出ているようだ。韓国からの働きかけを受けた議長国のドイツは、日本側に対して「強制徴用があったことを伝える記念碑を設置してはどうか」との仲裁案を提示したという。だが、外務省関係者は「政府は(朝鮮人労働者の)強制徴用問題は完全に解決済みという立場だ。そんな提案がのめるわけがない」とする。

立場表明せず、大半の国は「棄権」? 日本側は投票による“短期決戦論”

 さらにこの外務省担当者は「韓国がどれほど反対を訴えたとしても、その動きに賛同して反対に回る国が出るとは思えない」とも指摘する。委員国には、日本と韓国の双方から経済援助などを受けている国も少なくないため、多くの国が立場を明確にせず「棄権」する可能性もある。「どちらにもいい顔をするのは外交の鉄則だ」(外務省関係者)

 別の外務省関係者によると、韓国は「日本との協議で一定の合意が成立するまで審議すべきでない」という可否決定を先送りしようという立場だ。

 たとえば、次のような想定も成り立つ。議長国ドイツと日本、韓国を除く18カ国の大半が立場表明を「棄権」した場合、登録の可否は議長国の裁量に委ねられる可能性がある。その際、韓国に一定の理解を示すドイツをどう説得するかが課題となる。

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