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【日本の議論】「強制徴用の記念碑造ったら?」世界遺産議長国ドイツ“仲裁案”の不安…また反発・韓国の猛攻、絶対に負けられぬ日本の「外交戦」

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【日本の議論】
「強制徴用の記念碑造ったら?」世界遺産議長国ドイツ“仲裁案”の不安…また反発・韓国の猛攻、絶対に負けられぬ日本の「外交戦」

イコモスが世界文化遺産へ登録するよう勧告した「明治日本の産業革命遺産」の一端島炭坑。その島影から「軍艦島」の愛称で知られる=長崎市(世界遺産登録推進協議会提供)

 外務省関係者によると、登録勧告が出たにもかかわらず、世界遺産委で登録が否決される例は極めてまれだが、今回は韓国の猛反対もあり「審議の先行きは予断を許さない状況」だという。

 韓国側が問題視しているのは、官営八幡製鉄所(北九州市)や三菱長崎造船所(長崎市)、端島炭坑(同)など7施設。これらの場所に、第二次大戦中の昭和19(1944)年~20(45)年の7カ月間に、強制徴用された約5万7900人の朝鮮人労働者が送られたと主張し、世界遺産の精神に反するのだという。

 しかし、日本が推薦した産業革命遺産の内容は、黒船が来航した嘉永6(1853)年から、一定の近代化を成し遂げた明治43(1910)年にかけてのことであり、第二次大戦中は含まれない。

 そのため、政府は「(韓国の主張は)歴史的位置付けや背景が異なっており、本件遺産の世界遺産価値とは関係のない問題だ」(内閣官房)と反論している。

 下村博文文部科学相は8日の閣議後会見で、前任の韓国文化相と会談した際、産業革命遺産の話題が持ち上がり、その際も同様の説明をしたという。下村氏は「そのときに反論はなかったので、理解いただいたのかなと思っていた」としており、韓国がにわかに反論を始めたことの“証拠”となる証言といえそうだ。

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