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【劇場型半島】「売春を罰するな」韓国で売春処罰違憲論争 女性元警察署長も「限定的容認すべし」

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【劇場型半島】
「売春を罰するな」韓国で売春処罰違憲論争 女性元警察署長も「限定的容認すべし」

かつてはピンク色のネオンに彩られていたソウル・清凉里の風俗街(撮影者:八木澤高明)

 メディアの前でも「何度捕まっても食べていくため、この仕事をしなければならない。労働力を売って金をもらう厳然たる職業だ」と主張。「売買春を一部合法化すれば、子供や女性への性的暴行も減る」とも強調したという。

 女性の申し立てを受け、ソウル北部地裁は、性売買特別法が違憲か合憲かを問う違憲法律審判を憲法裁判所に請求。4月9日には、憲法裁判所で公開弁論が開かれた。

 公開弁論では、特別法の廃止を求め、売春業に従事する女性ら882人が署名した嘆願書が提出された。

 嘆願書は「搾取や強要のない性売買には被害者がいない」とした上で、「厳しく取り締まったからといって、韓国社会の道徳が向上するとはいえないのではないか」と法律の効果に異議を唱えた。

摘発側エキスパートが売春街の女性擁護、姦通罪廃止で勢い?

 違憲側参考人として、異色の専門家も証言台に立った。韓南大学警察行政学科のキム・ガンジャ客員教授だ。

 キム氏は「ミアリテキサス」と呼ばれる売春街を抱えるソウルの鍾岩(チョンアム)警察署長を務め、00年に集中取り締まりを実施。02年には、警察庁の女性青少年課長に就任し、全国の風俗街の取り締まりの陣頭指揮を執ってきた。摘発側の現場を知り尽くしたエキスパートだ。

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