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【日本スプリントの挑戦(24)】10秒01と「9秒87」 桐生祥秀は2年前と何が違うのか

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【日本スプリントの挑戦(24)】
10秒01と「9秒87」 桐生祥秀は2年前と何が違うのか

3月、米オースチンでのテキサス・リレーで、追い風参考ながら9秒87で優勝した桐生祥秀(中央)=共同

 日本人は陸上100mで「10秒の壁」を越えられるか、越えられるとするなら、それはいつなのか。

 再び桐生祥秀(東洋大)への視線が熱を帯び始めた。米国テキサス州で3月に行われた競技会「テキサス・リレー」で追い風3・3mの参考記録ながら9秒87をマーク。その後の取材現場には新聞や専門誌の担当記者だけでなく、テレビの情報番組のクルーなども足を運ぶようになってきた。

 2013年に10秒01を出した直後と似た騒々しさだが、当時とは異なる点がある。桐生自身の感覚が大きく変化しているのだ。

■陸上人生を変えた10秒01

 「今の方がだいぶ楽ですね。あれから(周囲が)わーってなったから」。4月5日、埼玉県川越市の東洋大で行われた公開練習で、桐生は笑みを浮かべながら語った。

 「あれ」とは2年前の4月29日、織田記念国際(広島)予選の10秒01。自己記録を一気に0秒18も縮め、日本人初の9秒台に100分の2秒と迫った快走だ。桐生にとって大きな転機だった。

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