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【さらば愛しき人よ】加瀬邦彦さん 「想い出の渚」…湘南サウンドの“元祖” 仲間を立てる爽やかな笑顔

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【さらば愛しき人よ】
加瀬邦彦さん 「想い出の渚」…湘南サウンドの“元祖” 仲間を立てる爽やかな笑顔

産経新聞の取材を受けたときの加瀬邦彦さん=2012年11月、東京都港区(野村成次撮影)

 ステージの向かって右側に立ち、爽やかな笑顔で楽しそうにエレキギターを弾く姿が印象的だった。ステージではけっして自分が主役になることはなく、仲間を立てることを喜びにしているのが見て取れた。ユーチューブで加山雄三や沢田研二のバックで演奏する姿を見れば、この人が音楽が好きで好きでしようがないことがよくわかる。

 幼稚舎から大学まで慶応という生粋の慶応ボーイ。慶応高校時代に都内から茅ケ崎に転居、慶応の先輩である加山雄三を紹介され、音楽にのめり込む。1961年、大学生だった加瀬さんはトップビーツというバンドで本格的に音楽活動を始めた。その後ホリプロに所属し、清野太郎、かまやつひろしらとともにロカビリーバンドのキャノンボールを結成。63年には事務所命令により、かまやつひろしとともにスパイダースに参加するが、「エレキギターの神様」と呼ばれた寺内タケシの誘いを受けて約3カ月で脱退、66年までブルージーンズで活動することになる。ブルージーンズは日本のエレキブームを牽引(けんいん)した自他ともに認める最強のバンドであった。

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