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【北朝鮮拉致】膨らむ外務省不信「救出のプロによる作業が必要なのでは」拉致被害者家族の悲痛

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【北朝鮮拉致】
膨らむ外務省不信「救出のプロによる作業が必要なのでは」拉致被害者家族の悲痛

国民大集会で拉致被害者の早期救出を呼び掛ける拉致被害者、横田めぐみさんの母、早紀江さん=4月26日午後、東京都千代田区の日比谷公会堂(大西正純撮影)

 増元るみ子さん(61)=拉致当時(24)=の弟、照明さん(59)は日朝交渉を主導する外務省に関し、「外務省のやり方には疑問を感じている」とし、「交渉が進まない状況が続いていることに非常に失望している」と思いを吐露。北朝鮮への渡航歴のある関係者から勧められ、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記宛ての手紙を書いたことを明らかにした。

外務省ではない新たな作業チーム作れとの意見も

 集会に参加した拉致問題に取り組む国会議員からはさらに厳しい意見が出された。

 元拉致問題担当相の中山恭子参院議員は個人の考えとして、「このストックホルム合意では、北朝鮮に監禁されている拉致被害者の救出が主要テーマになっていない」と指摘。拉致問題を最優先課題として掲げる安倍政権にあっても、日朝国交正常化のために拉致被害者が犠牲になってもやむを得ないという考え方が、政府内に今もあるのではないかという見方を明らかにした。

 中山氏は今後、被害者帰国という結果を出すために、「外務省が中心となった(日朝)国交正常化のための交渉でなく、被害者救出のプロの人たちによる作業が必要だと考えている」と話した。

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