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【北朝鮮拉致】膨らむ外務省不信「救出のプロによる作業が必要なのでは」拉致被害者家族の悲痛

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【北朝鮮拉致】
膨らむ外務省不信「救出のプロによる作業が必要なのでは」拉致被害者家族の悲痛

国民大集会で拉致被害者の早期救出を呼び掛ける拉致被害者、横田めぐみさんの母、早紀江さん=4月26日午後、東京都千代田区の日比谷公会堂(大西正純撮影)

 14年に帰国した地村富貴恵さん(59)の兄、浜本七郎さん(63)は、政府間協議を中断する意向を示した北朝鮮からの通知文に怒りをあらわにした。

 朝鮮中央通信によると、通知文では、マツタケの不正輸入事件に絡む在日本朝鮮人総連合会の許宗萬(ホ・ジョンマン)議長らの自宅への家宅捜索について、「前代未聞の国家主権侵害行為」と批判している。

 主権国家である日本から何の罪もない人たちを連れ去るという国家犯罪を行い、40年近く北朝鮮に抑留している北朝鮮。そんな非道な国家からのいわれのない批判に対し、浜本さんは前代未聞の国家主権侵害行為という言葉を「そのままそっくり返したい」と話した。

 そのうえで、日本政府の姿勢について「北朝鮮をまだ信じているのか」とし、「日本はもともと戦争とかそういうことはできない。言葉による圧力と経済制裁しかない」と圧力を強化するよう訴えた。

 田口八重子さんの長男、飯塚耕一郎さん(38)は「北朝鮮が本気ではないというのが明らかだと考えている。日本がこれまでにないぐらい本気でこの問題を解決するんだという姿勢を見せ、北朝鮮を本気にさせる必要があると思う」、松本京子さん(66)=拉致当時(29)=の兄、孟(はじめ)さん(68)は「『(被害者を)返せ』といっているだけのことなんです。その当たり前のことがどうしてできないのか。日本政府のどこかに弱腰のところがある。もっと強く言えないのか」と訴えた。

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