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【北朝鮮拉致】膨らむ外務省不信「救出のプロによる作業が必要なのでは」拉致被害者家族の悲痛

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【北朝鮮拉致】
膨らむ外務省不信「救出のプロによる作業が必要なのでは」拉致被害者家族の悲痛

国民大集会で拉致被害者の早期救出を呼び掛ける拉致被害者、横田めぐみさんの母、早紀江さん=4月26日午後、東京都千代田区の日比谷公会堂(大西正純撮影)

 そんな中、開かれた国民大集会。拉致被害者、田口八重子さん(59)=拉致当時(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(76)は報告にこだわらないよう、日本政府に強く求めた。

 「北朝鮮から来る報告というのは今時点でも信用が置けない」。過去の経緯を考えれば、飯塚さんがそう考えるのも無理はない。拉致被害者に関し、北朝鮮側は過去4回にわたって調査を実施した。だが、その結果は嘘だらけだった。

 平成10年に「一人も見つからなかった」と全面否定、13年には「わが国(北朝鮮)では『拉致などありえず、あったこともない』」と調査を中止した。14年の日朝首脳会談で拉致を認めたものの、その後出してきた証拠とするものは捏造(ねつぞう)の疑いが強いものばかりだった。16年の再調査では、被害者のものと称する偽遺骨まで出してきた。

 被害者家族の願いに関し、飯塚さんは集会で「被害者が元気な姿で日本の土を踏み、私たち家族と抱き合うことが最終目的だ」と言い切った。

北への弱腰姿勢、なぜ強く出られないのか

 被害者家族や参加者からは、不誠実な対応を繰り返してきた北朝鮮への怒りに加え、ストックホルム合意後の日本政府の弱腰とも取れる対応に対しても疑問の声が相次いだ。

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