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【日本の議論】悪質「仮装難民」横行…これで「日本は難民に冷たい」と言われる筋合いはない

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【日本の議論】
悪質「仮装難民」横行…これで「日本は難民に冷たい」と言われる筋合いはない

日本の主要な「玄関」の1つ、羽田空港の入国審査場。ここを通り抜けた後、“仮装難民”たちは信じられないような難民認定申請の理由を口にし出す(法務省提供)

 日本への難民認定申請者が急増するなか、その申請理由に疑問符がついている。法務省は昨年1年間に難民と認めなかった申請理由として「本国に借金があり帰りたくない」「本国のスポーツ大会で負かせた相手から命を狙われている」「日本で稼いで本国の家族にお金を送りたい」などの実例を公表。正規に滞在していた外国人が申請すると、日本に滞在できる上、一定期間が過ぎれば合法的に働くことができることから「“仮装難民”が悪用している」との指摘もある。事態を重視した法務省は対応を急いでいる。

「同性愛者なので迫害」と難民認定申請しながら日本で結婚…

「海外から『難民に冷たい国』と非難される日本の仕組みを変えたいと思っていましたが、実際に申請者をインタビューしてみて正直がっかりしました」

 難民認定制度で異議申し立ての審尋をする法務省難民審査参与員を10年間務める柳瀬房子さん(66)は、こう本音を吐露する。認定特定非営利活動法人(NPO法人)「難民を助ける会」の会長を務め、インドシナ難民以来36年間にわたり、国内外でさまざまな国の難民を支援してきた。しかし、難民申請をする人の圧倒的多くのケースが、日本での就労を目的とするものだった。

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