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【ウイークリーワールド】40のモーターが「表情」を作る…言葉を理解し感情表現する仰天「百面相ロボ」

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【ウイークリーワールド】
40のモーターが「表情」を作る…言葉を理解し感情表現する仰天「百面相ロボ」

人間のように言葉や感情を理解し、表情を変えることができる人型ロボット「ハン」。まさに百面相だ=18日、中国・香港(ロイター)

 頭部はスキンヘッドだが眉毛も目も鼻もあり、見た目にも人間そっくり。特殊なコンピューターソフトと連動し、人間の簡単な質問にアイコンタクトを取りながらユーモアを交えて答えたり、質問内容を理解して笑ったり、怒ったりすることができる。表情は顔の内部に仕込んだ約40の電動モーターを使って作り出す仕組みだ。

 グーグルも子会社が「アトラス」と呼ばれる人型ロボットを開発しているが、6月に米国での競技大会に出場する最新型でも顔はカメラがむき出しで人間の表情とはほど遠い。ロボティクス社は2006年から人型ロボットの開発に取り組み、09年にはアルバート・アインシュタイン(1879~1955年)そっくりの頭部を持ち、巧みに表情を変えるロボットを韓国のハイテク企業や米カリフォルニア大学の協力を得て製作し、話題を集めた。両社の技術が融合すれば、亡くなった親族や有名人にうり二つのロボットを製造することもあながち不可能ではない。

香港に技術集積狙う

 ロボティクス社はハンのような人型ロボットを自閉症児の病棟で看護師として働かせることを想定。ロボットが同じ動きや表情を繰り返すようプログラミングすることで、自閉症児に他人とのアイコンタクトの取り方などを自然に身に付けさせる効果を期待する。最高経営責任者(CEO)のジョン・リー氏は19日付米ニュースサイト、インクイジターに「ロボットが看護師の仕事を手伝えば、看護師の仕事はいまより30%は生産性が上がる」と強調した。

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