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【メガプレミアム】F2戦闘機 日本独自技術で軽量・継ぎ目ない機体実現 対艦・対地・航空戦もありのマルチロール機

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【メガプレミアム】
F2戦闘機 日本独自技術で軽量・継ぎ目ない機体実現 対艦・対地・航空戦もありのマルチロール機

 1万8000人以上の死者・行方不明者が出た平成23年3月の東日本大震災では、自衛隊の装備も決して無傷ではなかった。その際たるものが航空自衛隊松島基地(宮城県)のF2戦闘機だ。津波が襲いかかり、18機が水没した。

 「信じられなかった。機体番号を見ると、私がかわいがっていた飛行機だった…」

 震災当時、築城基地(福岡県)に配属されていたF2パイロットは、機首が建物の窓に突っこんだまま泥まみれの機体をテレビ画面で目の当たりし、「胸が締めつけられる思いだった」と振り返る。

 未曾有の震災に見舞われたF2は、誕生当時から“苦労”が続いている。

 1980年代、日本政府は国産の次期支援戦闘機(FSX)導入を目指したが、実現すれば米航空機メーカーは日本というお得意さまを失うことになる。日米経済摩擦の過熱を背景として米政府はこれを認めなかった。

 この結果、米国製F16をベースとした日米共同開発により誕生したのがF2だ。

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