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【防衛最前線】(25)F4戦闘機 「まだ飛んでいるのか?」驚く米パイロット 性能を向上させて戦闘機「3本柱」の一角担う

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【防衛最前線】
(25)F4戦闘機 「まだ飛んでいるのか?」驚く米パイロット 性能を向上させて戦闘機「3本柱」の一角担う

航空自衛隊のF4EJ改戦闘機(酒巻俊介撮影) 航空自衛隊のF4EJ改戦闘機(酒巻俊介撮影)

 デビューから今年で45年目を迎える。航空自衛隊の“超ベテラン選手”といえよう。

 ベトナム戦争で活躍したF4戦闘機が、日本仕様のF4EJとして空自に配備されたのは昭和46年のことだ。米軍では1991年の湾岸戦争を最後に実戦配備から退いたが、空自ではまだ現役として防空任務に当たっている。

 「まだF4が飛んでいるのか?」

 日米共同訓練では、こう言って驚く米軍パイロットもいるという。本来であれば、F4はそろそろ引退していてもおかしくなかった。

 防衛省はF4の後継機を決める次期主力戦闘機(FX)選定を平成20年夏に予定していた。ところが、米下院が有力候補の最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターの禁輸継続を決めたため、政府はFX選定を延期した。FXは23年12月にF22と同じ第5世代機のF35Aライトニング2に決まった。これも配備が遅れる見通しのためF4の退役が先延ばしされている。

 電子装備などが充実したF15とF2が第4世代に分類されるのに対し、F4は第3世代機になる。中国は第4世代機を増強しており、ステルス性能を備えた第5世代機の開発も進めている。19年11月には事故などの影響でF15、F2がいずれも飛行を一時見合わせたため、運用可能な戦闘機はF4のみという緊急事態もあった。

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