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【衝撃事件の核心】数十億円を“溶かした”みずほ銀「元審査役」の謎…若くして支店長に昇格した銀行員はなぜ投資詐欺に手を染めたのか

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【衝撃事件の核心】
数十億円を“溶かした”みずほ銀「元審査役」の謎…若くして支店長に昇格した銀行員はなぜ投資詐欺に手を染めたのか

及川幹雄被告が男性医師に投資を勧めたメールの文面

 転落は、出世と同じころから始まっていた。現金1億円超をだまし取ったとして警視庁捜査2課に詐欺容疑で逮捕、起訴された元みずほ銀行の及川幹雄被告(51)が嘘の投資話を始めた時期は支店長職に就いて出世の階段を上り始めた時期と重なる。調べに対し「引くに引けなくなった」と供述したという及川被告。本店審査役にまで上り詰め元幹部は、全国の被害者から数十億円をだまし取ったとみられている。

「まるで窓口の普通の行員」みずほの看板信じ2・6億円が闇に

 やり取りは、いつも現金だった。平成23年以降、東京都内の男性医師(45)が数回にわたって及川被告に手渡した総額は2億6千万円。巨額の「投資」は、闇へと消えた。

 23年5月の朝、男性医師が千代田区の「みずほ銀行本店ビル」(当時)に着くと、メガネをかけた小太りの及川被告が出迎えた。

 「窓口にいそうな普通の行員だな」。男性医師の感じた第一印象は、決して悪いものではなかった。

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