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【日本の議論】東京の交通“変貌” 首都高中環全線開通で渋滞率「半減」、地下鉄新路線の検討も

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【日本の議論】
東京の交通“変貌” 首都高中環全線開通で渋滞率「半減」、地下鉄新路線の検討も

平成25年11月の浜崎橋ジャンクションの様子(右)。慢性的な渋滞が続いていたが、首都高速中央環状線全線開通後の今年3月には、金曜日の昼間でも通行量が格段に少なくなった(左)(いずれも首都高速道路会社提供)

 これまで都心環状線経由で約40分かかった新宿-羽田空港間は、中央環状線を使うことで平日昼でも平均19分で行けるようになった。また、昼夕のピーク時を中心に1日平均9時間にわたって時速20キロ以下の渋滞が続いていた港区の浜崎橋ジャンクション(JCT)周辺の混雑もほぼ解消された。この結果には舛添知事も「予想以上の効果」と、ご満悦だ。

 都心部から山梨、長野、群馬などへの日帰りツアーも多く企画している観光バス会社「はとバス」(大田区)は「渋滞が緩和されて便利」と好意的に受け止めており、「今後の交通動向で良い状況が確認できれば、日帰りコースの場所をもっと遠くに設定することも考える」と話している。

 中央環状線では、JCTの新設や車線を増やすなど改良工事が順次進められており、いずれも東京五輪までに終わる予定。首都高速道路会社は「完成するごとに、さらに移動の所要時間は減っていく」と話している。

臨海部にはバス高速輸送システムも整備へ

 また、今後大きく交通体系が様変わりすることが予想されるのが、東京五輪の選手村や競技会場など多くの関連施設が整備される臨海地域だ。

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