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【日本スプリントの挑戦】(23)より速くなるために 山県亮太は米国行きを決めた

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【日本スプリントの挑戦】
(23)より速くなるために 山県亮太は米国行きを決めた

4月2日、セイコーホールディングスに入社した山県亮太は、目標タイム「9秒99」が表示された電光掲示の横でポーズを取った

 チャンスは、いつ転がり込んでくるか分からない。陸上短距離の山県亮太にとって、それは2月14日に日本を出発する直前だった。

 「カリフォルニアに行くなら、ジョン・スミスさんの所に行ってきなよ」。契約したスポーツメーカー「ナイキ」の関係者が言った。「こっちからも話しておくから」

 ジョン・スミスとは元男子100メートル世界記録保持者のモーリス・グリーン(米国)を指導したことで知られる米国の名伯楽。ナイキは彼の陸上クラブをサポートしている。山県にとって、まさに「渡りに船」のひと言だった。

■名門「ハドソン・スミス・インターナショナル」

 米国を拠点に活動することは、山県のかねての希望だ。「海外、好きなんですよ。外国人と会話できる能力を上げるのとか楽しそうだなって」。大学ではスポーツビジネスのゼミに入り、米国の競技環境に関する卒業論文をまとめたほどだ。

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