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【日本の議論】他人の写真を無断掲載「OK」小学生6割、不正請求メール「返信する」中学生5割…ネットへの警戒“希薄”小中学生の危うき実態

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【日本の議論】
他人の写真を無断掲載「OK」小学生6割、不正請求メール「返信する」中学生5割…ネットへの警戒“希薄”小中学生の危うき実態

 文部科学省が3月に公表した小中学生への情報活用能力調査では、小学生の約6割が他人の顔写真をインターネット上に無断で掲載することに抵抗を感じていないなど、ネットの危険性に対する子供たちの認識の甘さが鮮明に表れた。川崎市の中1男子殺害事件でも容疑者の少年らの顔写真がネット上に氾濫し、ネットの恐怖がクローズアップされたばかり。スマートフォンの普及が進み、ネット利用者が低年齢化する中、子供たちに情報モラルをどう教えるかが喫緊の課題だ。

不正請求メールへの「返信」に中2の5割、危険性感じず

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 中学2年への調査では、こうした不正請求メールに対する不適切な対応を、(1)返信(2)保護者に相談(3)問い合わせ先に電話し抗議(4)入金後に退会手続きをする(5)消費生活センターに問い合わせ-の5つの選択肢から複数選ぶよう質問。(1)、(3)、(4)の3つが不適切な対応だが、すべて選んで正答した生徒はわずか21%にとどまった。

 49%の生徒は(1)の「不正請求メールへの返信」に危険性を感じなかった。(4)の「入金後に退会手続き」も半数以上の56%が問題視せず、自身が犯罪に巻き込まれることへの警戒心の薄さが明らかになった。

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