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【政界徒然草】「カジノ法案」視界不良 「東京五輪までの開業」にこれだけタイトな“政治スケジュール”

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【政界徒然草】
「カジノ法案」視界不良 「東京五輪までの開業」にこれだけタイトな“政治スケジュール”

カジノを中心とする統合型リゾート施設整備推進法案の再提出方針を了承した超党派議員連盟の総会=3月30日、衆院第1議員会館

 2020年東京五輪・パラリンピックまでのカジノ開業を目指し、自民党が成立を急ぐ統合型リゾート施設(IR)整備推進法案の国会提出が遅れている。法案を策定した超党派の「国際観光産業振興議員連盟」(会長・細田博之自民党幹事長代行)は当初、3月末までの提出を目指していたが、与党の公明党が早期の提出に難色を示しているためだ。法案の成立から開業までに最低5年は必要とされ、今国会で成立させられなければ、2020年の開業に“黄信号”がともる。

 「自民党からお話があれば、公明党内で検討してお返しする」

 公明党の石井啓一政調会長は2日、自民党が維新の党、次世代の党との共同提出を決めているIR法案への対応について記者団に問われ、態度決定を急がない考えを示した。

 公明党が慎重なのは、民間事業者によるギャンブルを法的に認めることになる上、ギャンブル依存症患者の増加が懸念されるためとされる。ただ、理由はそれだけでもないようだ。

 自民党幹部の一人は「公明党はこのタイミングでの法案提出はやめてくれと言ってきている」と明かす。統一地方選が行われている真っ最中であり、この時期の提出は選挙にマイナスとなりかねないという。

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