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【記者のイチ押し】肉食・草食動物を「混合展示」 ズーラシアで22日新設

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【記者のイチ押し】
肉食・草食動物を「混合展示」 ズーラシアで22日新設

4月22日に全面オープンする「アフリカのサバンナ」エリア。チーター、キリン、エランド、グラントシマウマに出合える=横浜市旭区のよこはま動物園ズーラシア

 よこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区)の新エリア「アフリカのサバンナ」が4月22日、全面オープンする。肉食動物と草食動物を同じエリアで「混合展示」する試みを一足先に紹介する。(柏崎幸三)

 報道陣向け内覧会が行われた3月中旬、新エリアに入ってまず目に飛び込んできたのがキリンだ。高さ10メートルほどの木に下げられたネットの中にある餌を2頭のキリンがゆったりと食べていた。雌のエマ(2歳)とカルメン(1歳)だ。

 東アフリカの草原をイメージした約1ヘクタールの草原エリアに岩場や木を配し、キリン、グラントシマウマ、エランドの草食動物と肉食動物のチーター、計4種の動物が同じ草原で暮らす混合展示が特色となる。見学の際にはまだ、チーターの姿はなかったが、キリンの餌を狙うエランドに対し、キリンが追い払うようなしぐさを見せる場面を見ることができた。こうした動物たちの生態を間近に見られるのは大きな魅力だ。

 「肉食動物と同じエリアで展示すると、草食動物が危険なのでは?」と心配する記者に、同園の広報担当、野村美佳さん(32)は「チーターは自分より大きいものは襲わないんです」と説明してくれた。逆に体の小さいチーターが隠れる場所を草原内に確保してあるのだそうだ。

 また、サバンナに隣接するエリアには、ライオンの雄ソラ(7歳)が寝そべっていた。またまた草食動物が心配になるのだが、草食動物のいるサバンナエリアとはモート(堀)で分離してあり、ライオンが草食動物を襲う心配はないそうだ。

 屋内展示場に移動すると、「ウウーッ、ウウーッ」と雌ライオンのニノ(2歳)の威嚇が聞こえてきた。「少しでも動物を知る機会を増やしたい」(野村さん)と、ライオンの肉声が来場者に聞こえるように工夫をしたのだという。分厚いガラス越しにニノが来場者の方に向かってぶつかってくるので驚いてしまう。餌は馬肉などで、ソラは毎日約6キロ、ニノは約4キロも食べるのだそうだ。

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