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【法廷から】隣客を暴行死させ、そのままラーメンを完食した男に「懲役7年」 法廷で男が見せた「号泣」と「自己分析」

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【法廷から】
隣客を暴行死させ、そのままラーメンを完食した男に「懲役7年」 法廷で男が見せた「号泣」と「自己分析」

 給与は手取りで15万円ほどだったが、5万円を母親に渡していたという。「やさしくて、親思いで私にとってはすばらしい息子です」。母親の証言を聞く今西被告は、終始泣き続けていた。事件の知らせを受けたとき「驚きでどうしていいか分からなくなった」といい、事件後には42年間勤めた会社を辞め、体調を崩した。

 母親は、「事件後に息子から何回も手紙が来て、『家族を巻き込んで申し訳ない。自分のことはいないものと考え縁を切ってほしい』という内容だった」と、涙ながらに語った。

 被害者は身内がおらず、遺骨の引き取り手がいなかったという。「ショックで何かできないか」と、今西被告の母親は遺骨の引き取り先を探したが最終的に見つからず、一時保管されていた寺で供養をしたという。

 証人尋問を終えて傍聴席に戻った母親は、その後もハンカチで目を押さえ続けていた。

検察官が被告の認識の甘さを諭す“説教”も

 「昔から体がでかく、手を出してはいけないと教えられてきた」と今西被告。事件について「被害者の人生を終わらせてしまったことに申し訳ございません」と謝罪。一方で、「なんで手を出したか、悪いことだという認識はあるが、いまだに分からない」とも振り返った。

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