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【日本の議論】衝撃「ある東大生のレポートは75%がコピペ」東大の告知 論文不正は止められるか

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【日本の議論】
衝撃「ある東大生のレポートは75%がコピペ」東大の告知 論文不正は止められるか

東京大学教養学部は、ある学生が提出したレポートについて、文章のおよそ75%がインターネットからの流用であると公表した=東大HPより 東京大学教養学部は、ある学生が提出したレポートについて、文章のおよそ75%がインターネットからの流用であると公表した=東大HPより

 ただ、理化学研究所の元研究員、小保方晴子氏のSTAP細胞問題以降、各大学、学術機関とも論文やリポートにおける不正行為に厳しい目を向けるようになった。公表の背景に、学問的倫理教育の徹底があることは容易に推測できる。

 どうすれば不正をなくし、学術研究全般への信頼を取り戻せるのか。文書ファイルを、インターネット上のウェブページや登録した文書ファイルと比較し、コピペが行われていないか調べるソフトの導入に踏み切る大学や学術機関も増加している。

コピペ検知ソフトメーカーは問い合わせ激増

 「日本の研究機関は性善説に基づいている。これまでは営業に行っても『学生を信じていますから結構です』断られることが多かったが、最近は積極的に問い合わせが寄せられる」

 日本初のコピペ判定ソフト「コピペルナー」を販売するアンク(東京都新宿区)の担当者は教育現場の変化を感じている。平成21年12月のソフト発売から26年3月末までに累計338校の大学、大学院に導入されてきた。STAP論文問題以降は1日の問い合わせ件数が激増し、わずか半年で新たに33校が導入を決めたという。

 開発に携わった金沢工業大の杉光一成教授(知的財産学)は、授業を受け持つ学生らのリポートの中には「示し合わせたかのように同じ理論を展開し、使用している語句まで同じものが提出されていることがある」と苦々しく話す。

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