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【外交・安保取材の現場から】「駆けつけ警護容認、どの口が言うか」豹変した岡田民主党代表にくすぶる批判

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【外交・安保取材の現場から】
「駆けつけ警護容認、どの口が言うか」豹変した岡田民主党代表にくすぶる批判

民主党の岡田克也代表(矢島康弘撮影)

 自民、公明両党が安全保障法制の骨格をめぐり実質合意に達した18日、民主党がある決定をひっそりと下した。安全保障総合調査会などの合同会議を開き、国連平和維持活動(PKO)に参加する自衛隊が「駆け付け警護」を行うことを認める「基本的な考え方」をまとめた。

 駆け付け警護とは、自衛隊から離れた場所にいる他国部隊や国連職員が襲撃された場合に救援する任務だ。内閣法制局はこれまで認めてこなかった。自衛隊が駆け付けた先に「国家に準ずる組織」がいれば、憲法が禁じる「海外での武力行使」に当たる恐れがあるという理屈だった。

 転機が訪れたのは、安倍晋三内閣が安保法制に関する閣議決定を行った昨年7月1日だ。

 閣議決定は、約20年におよぶ自衛隊のPKO活動実績を基に、受け入れ国の同意など厳格な派遣条件を守っていれば、国家に準ずる組織に遭遇することは「基本的にない」と判断し、駆け付け警護を行うため任務遂行型の武器使用を認めた。自公両党が合意した安保法制の骨格でも駆け付け警護を行うためPKO協力法を改正することを盛り込んだ。

 実は、駆け付け警護の容認は、民主党の野田佳彦内閣も検討していた。

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