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【経済インサイド】「馬鹿げた計画」酷評「宇宙太陽光発電」 NASAが手を引いても開発続ける「技術立国日本」の意地

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【経済インサイド】
「馬鹿げた計画」酷評「宇宙太陽光発電」 NASAが手を引いても開発続ける「技術立国日本」の意地

宇宙太陽光発電システムのイメージ図(JAXA提供)

 政府が1月に改訂した2024年度までの宇宙政策指針「宇宙基本計画」に、引き続きあの“夢のプロジェクト”が明記された。SF映画やアニメなどにも度々登場する「宇宙太陽光発電システム(SSPS)」の設置計画だ。莫大(ばくだい)な設置コストから採算がとれないなどと一部の専門家から「ばかげた計画」と揶揄(やゆ)されるが、政府は2030年代の実現に向け研究開発を推進する姿勢を崩さない。その実現可能性とは?

米国は財政難でプロジェクト中止

 宇宙空間に浮かべた太陽光パネルで発電し、それをマイクロ波と呼ぶ電気に変えて地球に送電する-。これがSSPSの基本的な仕組みだ。天候や昼夜を選ばず宇宙では24時間直射日光を浴び発電できることから発電量は最大で地上の10倍となる。さらに二酸化炭素(CO2)を排出しないため温暖化対策にも役立つと期待される、まさに“夢”の計画だ。

 その研究は1968年に米国のピーター・グレーザー博士の提案から始まり、その後は日本のほかロシアや中国なども研究に取り組んだことで競争が過熱していった。だが、米国ではアメリカ航空宇宙局(NASA)が中心となり研究開発を進めていたものの、その巨大な設置コストがネックとなり、レーガン政権時代に財政難を理由に計画を縮小。現在ではプロジェクトも中止となり、研究開発も下火になっているようだ。

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