PR

ニュース プレミアム

【貳阡貳拾年 第5部 日本を変える技術(3)】日本が誇るスゴ技「生体認証」 “顔パス”で東京五輪に安心運ぶ

Messenger

 世界最高峰といわれる米国立標準技術研究所(NIST)の顔認証技術ベンチマークテストで、09年から3回連続で1位を獲得。精度と処理速度で2位に圧倒的な差をつけている。10年のテストでは、照合エラー率0.3%を達成した。

FBIからも一目

 この開発を率いるのが情報・メディアプロセッシング研究所主席研究員の今岡仁だ。脳の研究をするためNECに入社し、02年から顔認証の研究に携わる。その実力は、犯罪捜査で認証技術を導入する米連邦捜査局(FBI)からも一目置かれるほどだ。6年前、顔認証システムの販売を広げたい営業サイドから信用第一と念を押され、NISTテストで1位を取るよう厳命された。そこから世界一への挑戦が始まった。

 顔認証は通常、個人の顔画像データから2つの目の距離や、鼻と口の角度、ほお骨の位置など個人の特徴を抽出して登録。それと撮影した顔画像を認証エンジンで検出・照合する。

 ただ、持っているデータベースやエンジンをどう使うかで照合精度や処理速度の差が出てくる。今岡はNISTのテストでダントツの1位を獲得することを狙い、ニューヨークまで行き、外国人の顔画像を収集、高品質なプログラム開発に注力した。

続きを読む

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ