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【消えない戦慄 地下鉄サリン事件20年(1)前半】地下鉄サリン当日、麻原死刑囚「今日、いいこと起きている」 本紙単独取材に四女明かす

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【消えない戦慄 地下鉄サリン事件20年(1)前半】
地下鉄サリン当日、麻原死刑囚「今日、いいこと起きている」 本紙単独取材に四女明かす

麻原彰晃死刑囚が逮捕された山梨県旧上九一色村の教団施設「第6サティアン」(中央の写真は逮捕時、平成7年5月16日撮影)。現在の跡地は草が生い茂り、世界を震撼させた現場を想起させるものは残されていない=14日、山梨県富士河口湖町(奈須稔撮影)

 「宗教弾圧だ」。信者らからそう聞かされてきた四女は、15歳になるまで地下鉄サリン事件をはじめ教団の犯罪をまったく知らなかった。テレビや新聞、雑誌を見ていなかったからだ。

 1審で麻原に死刑判決が出た後のことだ。中学校で法律について学んだ際に「宗教弾圧で死刑になるのだろうか」と疑問に思い、インターネットなどで調べて初めて事実を知った。

 教団関係者から生活費が出ていた一家。「父の娘であることで生きていくのが、いやになった。被害者の賠償に充てられるべきお金で生活したくない」。固く決意し、16歳で家出した。その後、職を転々としながら自活している。(呼称略)

 地下鉄サリン事件から20日で20年。化学兵器を使ったテロの「戦慄」はいまだ消えない。元信者、捜査経験者、被害者…。関係者は事件とどう向き合ってきたのか。

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