PR

ニュース プレミアム

【貳阡貳拾年 第5部 日本を変える技術(1)】「燃料電池」本格生産 水素社会が現実に CO2「排出ゼロ」、災害時にも威力発揮

Messenger

                ■ ■ ■

 日本は今、官民を挙げて「水素」エネルギーの活用を進めようとしている。水素は酸素との化学反応で電気を生み出す。発電時には二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを排出しないうえ、大量貯蔵と大量運搬が可能とあって、石油やガスに代わる次世代燃料として注目されている。

 水素社会の実現に向けた最大の課題は、その膨大なコスト負担だ。水素ステーションの設置費用は1基当たり5億~6億円。コストダウンを可能にする設置規制の緩和や政府の補助金による後押しがあるとはいえ、事業者の負担は重い。

 もう一つの課題は水素の生成方法だ。現在は化石燃料から生成する手法や、工場の生産過程で発生する水素の利用が主流。太陽光や風力などの再生可能エネルギーを用い、水を電気分解して水素を作ることも可能だが、化石燃料を用いた従来の方法に比べ「多額の費用がかかる」(岩谷産業)とされる。

                ■ ■ ■

 「資源のない日本が、新しい水素社会の実現のためにささやかながら第一歩を踏み出すクルマだ」。トヨタ自動車社長の豊田章男は24日、愛知県豊田市の元町工場で開かれた世界初の市販型FCV「MIRAI(ミライ)」のラインオフ式典で、こう力を込めた。

続きを読む

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ