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【生活の知恵】趣味を楽しみ、気分転換も…セカンドライフへ「住宅リフォーム」 夫婦それぞれ「自分のスペース」で円満に

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【生活の知恵】
趣味を楽しみ、気分転換も…セカンドライフへ「住宅リフォーム」 夫婦それぞれ「自分のスペース」で円満に

広くなったリビングでくつろぐ井野さん夫妻。ゆり子さんのチェロをディスプレー

 平均寿命が長くなり、いかにセカンドライフを充実させられるかが、シニア世代の住宅リフォームの重要課題となっている。夫婦円満のポイントは、それぞれが趣味を楽しんだり気分転換したりするスペースの確保にありそうだ。(寺田理恵、写真も)

「互いの領域を侵さない」

1月末に退職した横浜市泉区の元会社員、井野宏哉さん(61)と、妻のゆり子さん(54)は平成25年秋、築約20年の自宅マンション約120平方メートルを全面的にリフォームした。

 独立した娘の部屋を取り払ってリビング・ダイニングを拡大、キッチンもつなげて自然光が入る開放的な空間にした。炊飯器やゴミ箱、調理道具など細々した台所用品は全て見えない場所に収納でき、すっきり片付いた状態を維持。ゆり子さんは「気軽にお客さまを招くようになりました」と話し、満足度は高い。

 リビングの高い天井を生かして造った下がり天井にエアコンを埋め込み、間接照明も入れ込むなど、ホテルのような空間が完成。ゆり子さんが趣味のチェロの練習やホームコンサートを楽しむ場となり、宏哉さんの提案でチェロを展示ケースに入れて飾っている。

 鉄道模型が趣味の宏哉さんが「(下がり天井の内側を)一周するレールを敷きたい」というと、ゆり子さんが「リビングには持ち込ませません」と受け流すなど細部まで2人で話し合って決めた。

 模型製作などのため以前からあった書斎は、「バーのような雰囲気」の居心地のいい空間に改装した。リビングでくつろいだり海外旅行に出掛けたりと、2人で過ごす時間も長い井野さん夫妻だが、趣味は別々。「互いの領域を侵さない」ことが、円満のこつだ。

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