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【高木桂一の『ここだけ』の話】「共産党=テロ政党」野次、「自民=ネオナチ」発言、どちらが“歴史的事実”に即しているか

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【高木桂一の『ここだけ』の話】
「共産党=テロ政党」野次、「自民=ネオナチ」発言、どちらが“歴史的事実”に即しているか

2月17日、衆院本会議で代表質問する共産党の志位和夫委員長(右)と安倍晋三首相=衆院本会議場(酒巻俊介撮影)

 「党指導部には『テロ政党』なるヤジは聞き流した方がいいという空気が強かった。だが、いまなお党の事実上の最高実力者として君臨する不破哲三元議長が国会対策の責任者である穀田氏に対し、記者会見ではっきり反論するよう指示した。『赤旗』に記事が出ていないのはおかしい、ということだったようだ」

 かくしてヤジを飛ばしたことを認めた自民党の山田賢司議員が19日、小此木(おこのぎ)八郎国対委員長代理とともに共産党控室を訪れ、発言撤回と謝罪を表明する事態に発展した。ささやくのは自民党幹部だ。

 「共産党と内々でヤジを飛ばした議員を特定次第、こっそり謝罪させて済ませることになっていた。しかし報道が先行してしまった。打ち返しも考えたが、泥仕合になるため、とりあえず引くことにした」

 共産党にとって畢竟(ひっきょう)、今回のヤジ騒動が早期に幕引きとなったのは御の字だった。

 「不破氏は『イスラム国』と共産党がオーバーラップされることを恐れたのではないか。党の“過去”がネットで広まれば、党に振り向きつつある若年層に背を向けられかねない。春の統一地方選を控え、昨年末の衆院選での躍進の勢いがそがれる可能性もある。それは党にとって危機だ。だから間髪入れず対応したのだろう」(共産党ウオッチャー)

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