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【日本の議論】市販アルコールチェッカー「飲酒運転防止」には使えない 注意、会社クビになった人も…

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【日本の議論】
市販アルコールチェッカー「飲酒運転防止」には使えない 注意、会社クビになった人も…

 息を吹きかけて呼気中のアルコール濃度を調べるアルコールチェッカー。簡易型は手頃な値段で購入することができるが、国民生活センターが行った調査では測定値にばらつきがあり、運転の可否を判断できるほどの精度はなかった。所有者の約3割が使用目的を「運転前に運転しても大丈夫か判断するため」と答えており、精度の低さが認知されていない状況も浮き彫りに。酒気帯びに気付かずに運転する危険性もあり、同センターは「アルコールチェッカーを過信しないで」と呼び掛けている。

自宅ではゼロ、でも会社で測定したら…

 国民生活センターなどに寄せられた相談によると、昨年2月、福岡県の50代女性がアルコールチェッカーの判定表示がいつも「0・00mg/L」となるため、メーカーに問い合わせたところ、「使用開始から1年たてば使用できない」と言われたという。「説明書にも書いてある」とも言われたが、女性は文字が小さく分かりにくいと訴えた。

 平成23年1月には広島県の男性から、こんな相談が寄せられた。飲酒後12時間過ぎてから、約3カ月前に購入したアルコールチェッカーで測定したところ、反応がなかったので出勤。ところが、会社の検査でアルコール反応が出て、契約違反を理由に解雇された-。

 ほかにも「最初の1カ月はいいが、2、3カ月たつと数値がゼロのまま動かなくなる」「市販のものはいい加減なのか」などの声もあったという。

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