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【生活の知恵】「間違った重ね着」は体を冷やす…肌着、ダウン「特性」を知って冬を乗り切るには 

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【生活の知恵】
「間違った重ね着」は体を冷やす…肌着、ダウン「特性」を知って冬を乗り切るには 

 ただ雨の日などは、ダウンは水分で羽毛がしぼんでしまうため、雨の侵入を防ぎ、汗の発散を促す「透湿防水性素材」のアウターが向いている。

 また、風が強い日の寒さ対策について、あんどうさんは「風速が1メートル強まるごとに、体感温度は1度下がるといわれる」と指摘し、「風を通すフリースやダッフルコートは、風が強い日に着ても意味がない」。春先には風が強い日も多いため、「ウインドブレーカーなどをうまく活用したい」ところだ。

 「アウトドアの世界では、水と風と空気をどれだけ理解し、いかに使いこなして、さまざまな状況に対応するかが大事」と、あんどうさん。

 実際に機能性肌着を着用せずに5枚の重ね着をした状態と、機能性肌着を含む3枚の重ね着を比較したメーカーの実験では、衣服内の温度はどちらもほぼ変わらないが、3枚計405グラムに比べ、5枚の重ね着は1810グラムと重い上、衣服内湿度も3枚の35~60%に比べ、70~100%と高く、蒸れやすい状態だった。

 自然から学び、普段の生活に生かせる知識は多い。それぞれの特性を理解すれば、インナー、中間着、アウターの無駄な重ね着をすることもなく、スッキリ、おしゃれな着こなしにもつながりそうだ。

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