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【話題の肝】震災で「役立たず」と批判された美少女ヒューマノイド「未夢」は今どこに

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【話題の肝】
震災で「役立たず」と批判された美少女ヒューマノイド「未夢」は今どこに

美少女ロボ「未夢」(産業技術総合研究所提供)

 人間に近い外観のほか、人間に極めて近い歩行や動作で話題を呼んだ美少女ロボット「未夢(ミーム)」。デビューして約6年がたち、かつてはモデルやダンサーとしての出演依頼が殺到するなど人気を博した。しかし、平成23年の東日本大震災以降、日本のロボット開発は災害用にシフト。エンターテインメント性のある人間型ロボットは「役立たず」などと批判され、姿を見ることが極めて少なくなった。未夢は今、どこで何をしているのだろうか。(稲場咲姫)

歌手、モデル…華麗な経歴

 未夢は、平成21年3月に産業技術総合研究所(茨城県つくば市)で誕生した。正式名称は「サイバネティックヒューマンHRP-4C」。人間型ロボットで、関節位置や寸法は19~29歳の日本人女性の平均値を参考に作られている。デビュー当時は158センチ、43キロだったが、現在は少し大きくなって160センチ、46キロ。二足歩行はもちろんのこと、人間の音声を認識し、応答動作もできる。また、人の歌唱をお手本に自然な歌声や顔動作を自動生成することができ、高い歌唱力を誇る。これまで、司会やファッションモデル、歌手、女優、ダンサーなど華麗な経歴を持つ。

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