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【日本の議論】衛星画像で「日本一の白樺林」証明 あまちゃんの岩手・久慈市に新たな名物 樹液入りラーメン、カレーも開発

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【日本の議論】
衛星画像で「日本一の白樺林」証明 あまちゃんの岩手・久慈市に新たな名物 樹液入りラーメン、カレーも開発

試飲会でも好評だったヘルシーな白樺の樹液を使った清涼飲料水=岩手県久慈市の平庭山荘(石田征広撮影)

 NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台で知られる岩手県久慈市が1月19日、市内の平庭高原(旧山形村)の白樺林を「日本一」と宣言した。初の本格的調査で、生育本数31万846本▽群落面積369ヘクタール▽国道281号沿いの群落距離4・5キロ-がいずれも「日本一」と分かったためで、市は「あまちゃん」と並ぶ観光の二本柱に育てようと意気込んでいる。

 「平庭高原の白樺林が日本一と分かった」。太平洋に面する市中心部から内陸に車で40分ほどの平庭山荘で、地元の第三セクター、平庭観光開発の下舘満吉社長が喜びをかみしめるように日本一を宣言した。

 この日に合わせて制作した国道281号沿いの白樺林をバックに「白樺美林」310000本を超える日本一の白樺ロードへ-の文字が躍るポスターを持つ下舘社長と遠藤譲一(じょうじ)市長に満面の笑顔が広がった。

 「久慈にしかない観光メニューがまた一つ増えた。平庭高原の年間の観光客は4~5万人。日本一の白樺林を全国にPRし、観光客を2倍以上に増やし、あまちゃんと並ぶ観光の二本柱に育てたい」と、遠藤市長も期待込めた。

 関係者の大きな喜びには理由がある。白樺林は軍馬の放牧地に戦後になって自生した白樺によって形成された。放置すればブナの極相林になるところを住民らが下草を刈るなどの手入れをして守ってきた自慢の白樺林だったからだ。

 ところが、「日本一」を謳うようになった平成以降も具体的に生育本数や群落面積を調べたことはなく、自称にすぎなかった。研修で平庭高原に宿泊していた東北大の学生が生育本数は30万本は下らないと太鼓判を押してくれたが、胸を張って「日本一」というわけにはいかなかった。

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